クレジットカードとデビットカードの違いは?

 毎日のお買物にショッピング、旅行、お友達とのランチに同僚とのディナー、ちょっとしたプレゼント、マイカーに乗ってガソリンスタンドに行ったり、高速道路に乗ったり、税金や病院、習い事の月謝など、いろいろなところでお金のやりとりは発生します。そのときどきの支払いの金額や頻度に応じて、キャッシュで支払うかクレジットカードで支払うかをその都度決めて支払いをしていませんか。

 日本ではまだまだお持ちの方は少数派ですが、最近TVCMでも見かけるようになってきたデビットカード。デビットカードとは、主に銀行等の金融機関が発行するカードで、ショッピングなどの支払いに利用すると、代金が口座から直接引き落とされるペイメントカードのことを言います。クレジットカードとは異なり、キャッシュと同じ感覚で使うことができるカードです。

 キャッシュであれば、その場で手持ちがなければ支払いできませんが、後払いのクレジットカードであれば、後日、契約の金融機関の口座から代金が引き落とされる形になります。後払いのクレジットカードとは異なり、前払いのカードがプリペイドカードになります。プリペイドカードも基本的には、キャッシュ同様にプリペイドカード内のチャージ分(前払いが済んでいる分)までしかご利用いただくことができないようになっています。中には交通系のプリペイドカードのようにクレジットカードによる自動チャージ式となっているものもあります。

 キャッシュの場合、預金口座からその都度引き出してご利用いただくことになりますし、もしも手持ちの現金が足りない場合、商品を購入していただくことができなくなってしまいます。しかし、デビットカードの場合、クレジットカードと同じようにカードを提示することで、預金口座からリアルタイムに支払い分が引き落としされる形になりますので、その都度預金口座から現金を引き出す必要がありません。また、クレジットカードのように後払いでもなければ、プリペイドカードのように前払い式でもありませんので、掛けにはしたくない、事前にチャージをする手間が面倒だという方でも使いやすいものです。

 クレジットカードで買い物をした場合は、カード会社が商品の代金を立て替えます。そして後日利用した人の口座から料金を引き落とすというものです。それに比べてデビットカードの場合は、リンクしている銀行口座の残高の範囲でしか使用することができないものです。クレジットカードと違って支払いにおいては分割が出来ずに、常に一括払いになります。クレジット払いの場合は、現金が無い場合でも商品を購入することが出来ます。高額な商品においても分割払いにして1回の支払い額を少なくすれば、購入することが出来てしまいます。そのためついつい買いすぎてしまうリスクがあるのです。口座残高を超える心配がないので、安心して買い物をすることが出来ます。

 日本国内において、VISAやMasterCard、American Express、JCB、Diners Clubなどの国際ブランドが付いているクレジットカードの場合、国際ブランドの種類にもよりますが、ショッピングや旅行代金、税金やガソリンスタンドでのお支払い、習い事の月謝など生活におけるいろいろな場面で幅広くご利用いただくことができます。また、さまざまなポイントや付帯サービスもクレジットカードの特徴といえます。しかし、クレジットカードは、カードを発行するにあたって、発行会社の審査を受けなければいけませんので、すべての方がクレジットカードを発行することができるわけではありません。

 それに比べてプリペイドカードやデビットカードの場合、審査はなく、年齢などの要件さえ満たしていればどなたでもカードを発行することができるようになっています。
現在、日本で提供されているプリペイドカードには、主に日本国外で使用することを目的としたプリペイドカード(ATM引出用、もしくはショッピング用)、インターネット上でのショッピング等で使用することを目的としたプリペイドカード、提携先の店舗もしくはグループでのみ使用することを目的としたプリペイドカード等があります。

 プリペイドカードによってチャージの仕方や残高の期限、アカウントの維持手数料の有無など細かな規定がかなり変わるのも特徴です。プリペイドカードでは、国内でのご利用の場合、電車やバスといった公共交通機関、コンビニエンスストア等でのちょっとしたお買物でご利用いただくことができる交通系(SuicaやPASMOなど)のプリペイドカードや、ネットショッピングでクレジットカードのようにご利用いただくことができるネット専用のプリペイドカードが広まりつつあります。ネット専用のプリペイドカードは、インターネット上でクレジットカード番号やセキュリティ番号を入力したくないという方でもご利用いただきやすくなっていますし、本名以外のニックネームをご利用いただくことができるプリペイドカードも用意されていますので、個人情報の流出を防いでいただくこともできるようになっています。また、プリペイドカードの種類によってはポイントがたまるものもあります。

 デビットカードの場合、年齢による要件がある場合もありますが、無審査でカードを発行することができるようになっています。年齢制限もクレジットカード等に比べて低め(中学生以外の15歳以上など)に設定されていますので、クレジットカード等よりも幅広くお使いいただくことができるようになっています。

 また、利用可能額をカード発行会社が決めるクレジットカードとは異なり、基本的に預金口座に入金されている金額まで利用できますが、預金額までしか利用できませんので、クレジットカードを持つことができない高校生のお子さまにもおすすめです。

 現在、国際ブランドデビットカードを発行している銀行は限られていますが、基本的にクレジットカードと同じように使うことができるので、クレジットカードは持ちたくないという方でも安心して使えます。クレジットカードのようにポイントが付与されるものは少ないですが、キャッシュバックが受けられるものもありますし、海外で現地の通貨をご自分の口座から引き出すことができるデビットカードもあります。

 プリペイドカード、デビットカード、クレジットカードは、それぞれ、前払い、即時支払い、後払いとなっています。キャッシュと合わせて毎日の生活の中で使いやすいものをお選びください。

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